未経験からリーダーに。
経理のプロフェッショナルを
目指せる環境です

SBOサービス リーダー

M.S

(2021年入社)

サービス業から本格的な経理職を目指しAPOへ

前職はサービス業です。商業施設の中にある飲食店で店長職を務めたあと、本社に移動して複数店舗の数値管理に携わりました。その時期に「経理」に興味を持ちました。勘定科目を見る程度の初歩的な作業ではありましたが、現場にいたときは肌感覚でしかなかった各店舗の勢いが可視化されて、全体を把握できる手ごたえがありました。

また、業界を問わずに役立つ、企業活動を支える基本的な業務であることも経理の魅力だと思いました。専門性も高く、自主学習で資格取得にチャレンジしているうちに、本格的に仕事にしたいと考えるようになりました。

とはいえ、経理未経験から通用する世界なのだろうか、不安もありました。事業会社の経理職なども検討するなかでAPOを転職先に選んだ理由は、面接で未経験者も多く活躍していると話してもらえたからです。社内の経理部署のようなバックオフィスの立場ではなく、経理でクライアントからお金をいただいている立場という点にも惹かれました。経理業務そのものでビジネスを成り立たせている責任ある環境で、自分の新しいキャリアをスタートしてみたいと考えました。

SBO部門のユニークな教育体制

入社は2021年の年末です。研修では、これまで簿記を勉強していても知らなかった税法の枠組みから教えられました。APO社内には税理士などの有資格者が多くいるため、経理業務の意義と仕組みから学ぶレベルの高い研修で、徐々に自分の中で専門性が強化されていくのが嬉しかったですね。社外の講座を会社の補助金を活用して受けている同僚に感化され、資格取得のための書籍代などの会社補助も活用しました。

研修と並行して行われるのが、チーム内のOJTです。SBO部門では他拠点や海外展開を含む大きな企業グループ様を担当するため、クライアント1社につきチームは10名を超えます。リーダーから日々の処理の二次チェックとフィードバックを受けながら、OJTを通じて考え方を学んでいくのですが、そのスピード感もAPOならでは。債権・債務・従業員精算など幅広い処理をローテーションしていくことで、日々の業務とその後の業務とのつながりや一連の流れを素早く理解できました。

入社する前は、経理職は業務がパターン化され、どの会社でも大きく変わらないというイメージを持っていました。けれどSBO部門で働きはじめると、クライアントごと、現場ごとに取引のパターンと背景が多数あることに驚かされます。だからこそ、一つひとつの処理の正確性だけでなく、経理の「背景まで含めた全体」を見ることが大切だよ、と先輩に教えられたことをよく覚えています。

入社4年でリーダー職へ 新たなキャリアと課題

APOでは、毎年一度の考課を経てキャリアアップしていきます。評価される項目は、知識・専門性・論理的思考力・問題解決力・チームワーク・人間性など。入社年次ではなく個人の日ごろの姿勢や能力・成果を評価してくれる環境です。

私は、入社から3年半ほど経った2025年にリーダー職に昇格できました。新しいクライアントとチーム編成のための人事で、いまのチームにはマネージャーの下にリーダーが6名。各リーダーが議論しながら、マネージャーのもとでチームを運営しています。

これまでも経理未経験から徐々に業務を理解してきましたが、リーダーになって新しい課題に直面しています。後輩が行った伝票処理の二次チェックはとても緊張しますし、取引の背景が複雑で判断に悩むケースもあります。同じ時期にリーダーに昇格した仲間と相談したり、上席に相談し、考え方から教えてもらうことで、仕事に対しても新しい視点が持てています。

なかでも新しいチャレンジはメンバーの育成です。ひとによって業務の得意・不得意がありますし、言葉の受け取り方も違いますから。相手によって説明の仕方を工夫したり、業務フローの仕組みのアップデートを考えたり。一担当者としての新人スタッフだった時には感じなかったプレッシャーは確かにありますね。

けれど、職種未経験だった私だからこそ、教えられることもあると思っています。私のチームは未経験者が多いんですよ。実務と簿記の仕訳の処理のずれなどは私もよくつまずきました。「いま仕訳のどの部分を行っているか」「後処理はどうなるのか」「クライアントにとって、なぜこの処理が必要なのか」という深い知識を、自分がOJTで学んだように教えられたらと思います。

未経験の方には、APOは経歴に関わらず「経理のプロフェッショナル」を目指せる環境だと伝えたいですね。スピード感もあり、責任も大きな仕事ですが、きっと確かなキャリアが得られるはずです。

1日の仕事の流れ

    • 09:30
    • 出社

    一日の初めに今日の作業を確認します。
    スタッフとも適宜スケジュールを共有し、業務を開始。

    • 10:30
    • インターナルミーティング

    リーダー間で状況を確認し、チームごとにフォローなどの業務調整を計画。

    • 11:00
    • チェック

    仕入先への支払業務について、チーム内の部下が行った処理を経理承認から支払データ確定までのプロセスごとにチェック。部下の処理に対して随時フィードバック。

    • 12:00
    • ランチ

    事務所内でも食事をしますが、オフィスにほど近い神楽坂はレストランやカフェが豊富なので今日は同僚とランチへ。

    • 13:00
    • 指導・業務の引継ぎ

    現在の業務が慣れてきた部下には新たな業務の引継ぎ。

    • 14:00
    • 部門内プロジェクト

    英語などのスキルの研修や職務研修、ミーティングを通して個人的なレベルアップやチーム体制の強化・改善活動につながるような研修・ミーティングを定期的に行っています。今日は、リーダーとしてのスキルに焦点を当てたトレーニング。

    • 15:00
    • クライアントミーティング

    基幹システム(SAP)入替後の現在の課題と改善方法について、クライアントと打ち合わせ。

    • 16:00
    • チェック

    仕入先のマスタの登録や関係会社間の請求書作成など、日々の業務以外の業務についても適宜チェックを行っています。

    • 17:00
    • チームの進捗確認

    終業時間が近づいてきたら、チーム内の業務の進捗状況の確認や明日のスケジュールについて部下と確認。

    • 17:30
    • 作業

    自身の担当している業務や部下の処理のチェックなど、終業時間や明日のスケジュールに合わせて適宜業務を行います。今日は支払処理の締め日のため、部下の請求書処理のチェックを優先。急ぎのチェックが終わり次第、担当している月次レポートの作成。

    • 18:30
    • 業務終了

    翌日以降のスケジュールを確認して、本日の業務を終了。