英語で大切なのは熱意と率直さ、
間違いを恐れないことが
上達の秘訣です

アカウンティングサービス 会計事業部 スーパーバイザー

K.K

(2015年入社)

APOで英語を使うシーン

私は現在8~9社の外資系クライアントを担当していて、海外本社とのやり取りが必要なときに、メールやチャット、電話、Web会議などで英語を使っています。時差の関係で圧倒的にメールでのコミュニケーションが中心となりますが、ビデオ通話を電話感覚で使用する方もいるため、連絡があれば都度対応しています。また、海外企業が日本に子会社を立ち上げる際にも、日本の法律等に関する説明をしなければならないため英語でのやり取りが増えます。

日常業務以外では、クライアント主催の研修を受けるときにも英語を使います。直近では、会計ソフト移行に伴うオンライン研修に参加して、1カ月ほど英語漬けの毎日を送りました。本番環境になってからも不具合があるたびに問い合わせる必要があり、英語を話す機会が多くありましたね。

 

海外の方と英語で会話をするときの心構え

海外のクライアントは、私たちがネイティブではないことをわかっているので、英語が上手でなくても熱意を持って話せば耳を傾けてくれます。一番ダメなのはWeb会議で黙り込んでしまうこと。コミュニケーションを大切にして、わからないことがあればわからないと率直に伝えたほうがいいです。

私はアメリカの大学に留学経験があり、ある程度の英語力がありますが、よく使う単語は中学・高校で習ったものがほとんどです。基本的に言いたいことが伝わればいいという考えなので、内容が本質から外れていなければ文法は必要以上に神経質になる必要はないと思います。

英会話が上手になる人は、間違いを恥ずかしいと思わない人。在米中にネイティブの人に聞いた話では、海外の人と日本語で話すときに、私たちがすることがあるように、ネイティブも会話の内容を文脈から判断することがあるそうなので、発音やアクセントもあまり気にせず話したもん勝ちですよ。

 

英語を使うときの注意点

英語を話すときも書くときも注意してほしいのは、話の目的を明確にすることです。日本語では主語や目的語が省略されがちですが、英語ではそれらがないと伝わりません。「誰がなにをやればいいの?」と指摘されないように気をつけてください。

それから、文章を書くときに、日本語では同じ言葉を繰り返さず表現を変えることがありますが、英語では文中の言葉を統一させる方が、スムーズに伝わる気がします。とくにセカンドランゲージ同士では、違う単語を使うと別の意味に捉えられることがありますので。ちなみに、英語が母語ではない者同士の会話では、お互い様という意識でいいと思います。私の場合、アクセントが違っていて伝わらないときは、お互いにスペルを言い合って会話を成立させていますよ。

英語に苦手意識を持つ人もいますが、業務で日常的に読み書きするうちに慣れていきます。教科書通りの英語でなくても案外伝わるものですので、会話についても伝えたいという気持ちを強く持って積極的に話すようにしてみてください。