入社の経緯
前職はテレビ業界にいて、報道部のリーダー的ポジションで現場スタッフのシフト管理を担っていました。24時間体制で、事件や災害が起これば夜中でも出勤するという勤務形態から体調を崩す者も多く、報道の社会的役割を考えるとやむを得ないとはいえ、次第に労働環境に疑問を持つようになりました。そこで自主的に労務や社会保険について学んでいくうちに興味が深まり、この道を究めたいとキャリアチェンジして今に至ります。
現在は3,000名規模の大企業から10~50名ほどの企業まで計4社を担当していて、実務経験を積みながら、社会保険労務士の資格取得に向けて勉強にも励んでいます。
1日の流れ
6時半に起床後、朝食作りやゴミ捨て、子どもたちの通学・通園の準備を手伝い、小学1年生の長男と一緒に家を出て途中まで送るのが私の朝の役割で、それから電車で出勤しています。
長女の保育園までの送迎は妻が担当しています。テレビ業界で働く妻は早朝の在宅勤務を選択していて、朝の3時から8時までの業務終了後、22時に就寝するまでの間は家事を担ってくれています。
私自身は、基本的に9時から17時半まで会社で仕事をして18時半ころに帰宅し、子どもたちをお風呂に入れてから19時ころに夕食を摂ります。それから子どもたちの寝かしつけや食器洗い、家の片づけを済ませ、22時から24時の間に社労士試験の勉強をして就寝、というのが通常時の流れとなります。
5~7月は月次の業務に加えて社会保険の算定業務や住民税・労働保険の年度更新の業務があります。そのため、税額通知書の発送や更新された情報をシステムに取り込むなどの業務が重なるため、19時半から20時ころに会社を出ることが多くなります。また年末調整期間のような繁忙期には帰りが終電近くになることもあるため、妻や義父母の協力を得て乗り切っています。妻が忙しいときや、入学式など子どもに関連する重要なイベントがあるときは、私のスケジュールを調整するようにしています。
仕事と子育て、勉強を両立させるために意識していること
仕事と子育ての両立で意識しているのは、上司や同僚、家族に早めに相談することです。有休取得や勤務時間の調整が必要なときは、なるべく会社に迷惑がかからないように心がけています。家族に対しても同じで、繁忙期にサポートしてもらうために、あらかじめ業務状況を伝えるようにしています。
また、共働きなので土日祝日にはとにかく家族と過ごす時間を大切にしています。4歳の娘と公園で遊んだり、空手やサッカーに打ち込んでいる息子の練習や大会に付き添ったり、関東近郊にある妻と私の実家に遊びに行ったりと、家族で有意義な休日を過ごしています。
報道の仕事をしていた3年前と比べると、確実に子どもたちと過ごす時間が増え、規則正しい生活のため体調もすごくよくなりました。今後も、給与・社保のエキスパートになることを目標に、子育てとの両立を図りながら能力向上に努めていきたいと思います。